堺五月鯉幟 髙儀(さかいごがつこいのぼり たかぎ)

紙鯉から始まり明治初期から150年以上続く手描き鯉のぼり(堺五月鯉幟)を制作してきた髙儀。鯉のぼりは天に翻った姿が美しくてなんぼ。生地に、顔料に、道具にこだわり続け、現代技法では表現できない力強い鯉のぼりを作り続けています。昭和61年に大阪府の伝統工芸品に認定。

見学の詳細

見学をご検討の方は、事前に予約をお願いします。
なお、作業工程の事情等もあるため、ご希望に沿えるとは限りません。

  • 4〜5名まで
  • 見学:30分〜1時間程度
    体験:1時間30分程度
  • 平日10~16時(1週間前までに要予約)
  • 1月〜5月5日まで。土曜・日曜・祝日・年末年始、お盆(要相談)
  • 見学無料 / 体験 3,000円
  • マスクの着用、手指消毒をお願いしています。

色々な鯉のぼり!

お店に入るだけでワクワク!手に持てる大きさから体より大きいものまで鯉のぼりがいっぱい!

作業場に潜入しよう!

奥に進むと見たことない大きな鯉!これもぜーんぶ手描きなんだって!

職人の技を見学!

描き出したら止まらない職人の動きは圧巻!下描きもなくグッと一筆で描く姿がとってもかっこいい!

筆の使い方を教えてもらおう!

筆で描くためのコツやこだわりを教えてもらおう!6月〜12月は実際に各体験もできるんだ!

072-263-2205

平日10~16時(1月〜5月5日を除く)

メールで予約する

(企業のホームページに飛びます)

髙儀が制作する堺五月鯉幟の一番の特徴は真鯉に跨る金太郎。一筆で滲まず濃い線で描かれる真鯉をさらに力強く感じさせる金太郎さんも、下描き無しで描いています。ご要望に応じて家紋を描いたり、当初から全く変わらない鯉本来の姿形を取り入れた手描きによる制作を続けています。

生地がどれだけ良くても、加工が合っていなかったら弾いたり色むらを起こしたりするので、何十種類もの道具を使い分けて描いています。金太郎さんにアイシャドウを入れたり、ぼかしを入れたりするためのハケが一番小さく、他にも目を描くハケなど、道具作りにこだわりのある職人さんに依頼し1つ1つ作って頂いて揃えています。

昔の職人の技術を継承しつつ、鯉のぼりをより多くの方に見ていただけるよう、自社オリジナル製品として、新しい鯉のぼりの形にも挑戦しています。現代の住宅事情から、最近は部屋で飾れるものが人気です。ぜひ5月にはご家庭で鯉のぼりを飾って楽しんでください。

滲んでも捩れても掠れても、飛び出てもあかん

鯉のぼりは子どものものですので、まずは興味を持ってもらいたいという思いから、鯉の手描き体験も行っています。『描く』というのは人の基本動作で、技術的にノウハウがどうこうではなく何方でもできます。ただ、それを滲むことなく、捩れることなく、掠れも、飛び出しもなく描く難しさは、自分で描いてみないとわかりません。細部に渡って自分が筆で描いてみて「ワっ!」いう。下書きとっていても、その難しさに驚かれることが多いです。
そういった体験もしていますので、1 月から 5 月 5 日までの時期以外であれば、男の子、女の子関係なく、いつでも来てください。

アクセス

住所

堺市西区浜寺船尾町東3丁413番地

交通案内

阪堺電車「船尾駅」徒歩15分
南海高野線「堺東駅」より南海バス「船尾町東」徒歩約5分


駐車スペースの有無

無し


企業からのメッセージ

髙儀の鯉のぼりは1ストロークでしっかりとした濃い線を描いていくことで、力強い線を表現しています。あまりにはっきりとした線を描き過ぎているので『逆に掠れてた方が手描きっぽくなるのでは? 』という意見を頂くこともありますが、昔から色々な職人さんに特殊な道具を作っていただいて、力強い線を描いていく、っていうのが高儀の手描きの鯉のぼりの特徴です。顔料にもこだわり、プリント生産では表現できない冴え渡る高儀の鯉のぼりをみて「ワッ!」と言っていただけると嬉しいです。

072-263-2205

平日10~16時(1月〜5月5日を除く)

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(企業のホームページに飛びます)