包丁を作る工程を学ぼう!
まずは堺の包丁について教えてもらおう!こんなにいくつも工程があるんだね!
明治時代から約140年、堺打刃物の伝統を引き継ぐ伊野忠刃物製作所。その受け継いだ技術で作られる包丁は長く「きれやむ」ことがなく、料理人がつかう包丁として使用されています。
見学をご検討の方は、事前に予約をお願いします。
なお、作業工程の事情等もあるため、ご希望に沿えるとは限りません。
まずは堺の包丁について教えてもらおう!こんなにいくつも工程があるんだね!
いざ工房に!実際に職人さんが包丁を作るところを間近で見られるよ!包丁を研ぐ姿は真剣そのもの!
真剣な眼差しがかっこいい!すこしずつ調整しながら匠の技で丹念に作り上げる大変さとその魅力を体感しよう!
一本一本が手作りだからこそ要望に応えた包丁が作れるよ!1つ1つの作業に職人の技が光っているね!
072-232-0773
平日 10〜12時、14〜16時
inohamono@nifty.com
(この宛先へメールでお送りください)
包丁になる前の状態を生地と言います。生地を包丁にするために研いでいくと、研ぐたびに少しづつ歪みがでてきます。それを直してまた研いでを繰り返すことで長く切れ味の続く堺の包丁ができるのです。
根本が分厚くてだんだん薄くなるように。引くと自然に包丁が食材に入っていくように。それが和包丁の特徴です。厚さが均一ではなく1本1本曲がり方の特徴も違うので、研ぎ方にも工夫が必要です。
和包丁の種類は大きく「魚」「野菜」「肉」を切る包丁にわかれます。その中でも魚を切る包丁は種類がとても多く、写真の中だけでも「うなぎ」を切るための包丁が5種類あります。
「切れ味が良い=良い包丁」だけではありません。良い包丁は「切れなくなるまでの時間が長い」です。また少し研ぐだけで切れ味も戻ります。そういった良い包丁は炭素が多く硬くて錆びやすいです。錆びにくい包丁は錆びないための柔らかい成分を含み、使っていくうちに硬い成分が先に抜け落ちて柔らかい成分しか残らないため切れ味がわるくなります。切れ味も包丁自身も長持ちするのが、良い包丁の特徴です。
大阪府堺市堺区北庄町1丁3-10
阪堺線「神明町」徒歩 約7分
南海高野線「堺東駅」北西口より徒歩13分
無し
堺打刃物は生地からほとんどが手作業で作られています。包丁は百円均一でも買えますが、それでも良い包丁を使った時に値打ちを感じてもらえるように、できる限り手作業でつくるやり方を続けています。良い包丁の弱点は1点だけ、錆びることですが、お湯で洗ってきちんと拭いて水気を切り早く乾けば、そんなに錆びることはありません。ご興味があれば一度、良い包丁を作っているところを見に来てください。
072-232-0773
平日 10〜12時、14〜16時
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